7代続く「増惣」の名前を継承
増惣という会社は今の業態となってからは私で2代目ですが、実はもともと6代続く海産物問屋の屋号でした。7代目である私の父が衣料関係の仕事を起業した時にこの屋号を継承しました。この業界に「増惣」という名前は似つかわしくないと言われることもありますが、代々伝わるこの名前を大切にしたいという気持ちから、この屋号を受け継いでいます。昔はよくお惣菜屋さんと間違われたりもしていました。
人と人、心と心を結ぶ
増惣は衣料品に関わる商品を扱っています。私たちが毎日身を包む大切な物なので、
それを扱うにはハートが大切です。真心を込めた商品を衣料メーカーさまにご提案し、気持ちよく衣料品につけていただき、その先のお客さまにも気持ちよく着ていただく。商品に込められた真心が人から人へと伝わることを目指し、「人と人、心と心を結ぶ」という言葉を企業理念として掲げています。
幅広い分野・業種への挑戦
増惣に何ができるのか?基本的なことは、うちのネームラベルをつけたことによって、お客さまの商品がより多く売れた、ブランドイメージが上がった、という結果を出すことです。そのための企画力とスピードに関する努力はどこにも負けません。また、アパレル業界向けの生産技術
や企画力を活かして、異業種の開拓や、取り組みも進行中です。すでに広がりつつある他分野への挑戦を、今後さらに強化していきたいと思っています。
世界中に「増惣」を
今後は、グローバル化するお客さまの動向をサポートできるよう、生産拠点、販売拠点ともにアジア圏から広げていきます。現在、上海と香港にある生産拠点をアジアにもう1か所増やす予定があります。また、販売拠点も中国、インドなどアジア圏へ広げていきたいと考えています。そして今後、世界各国のメーカーさまと取り組み、お客さまの商品とともに増惣のネームラベルが世界中へ広がっていくこと、それが私の夢です。